無垢の床の家に住んでみての評判は?
お客様からは、「ついついスリッパを履かずに裸足で歩いてしまう。」と、触り心地の良さやその高級感に好評を頂いております。 無垢材は、合板やタイルなどに比べ熱伝導率が低く、断熱性も高いため、冬場にヒヤッとした冷たさを感じにくいのも特徴です。 無垢材塗装仕上げの場合、塗装材にも配慮は必要ですが、アレルギーが心配な方にも安心してお使い頂けるものと思います。 SNSなどで無垢フローリングは隙間ができると言われているのをよく見かけます。 無垢フローリングは、どんなに加工精度が高くても、多かれ少なかれ、必ず、伸縮しますので、冬場の乾燥した時期には、隙間が出来ます。それが普通です。 季節変動を考慮して、意図的に隙間を空けたり、縮めたりしながら、無垢フローリングを張っていきますので、1年を通してみると、シックリと納まるものなのです。
無垢のドアは曲がりますか?
脱衣室と廊下など扉の裏表で室温・湿度が異なる状況下では、若干反りが発生する場合があります。 極端な事例案内になりますが、お住まいになっておられますお施主様が認識されておられるかどうかは別として、室温湿度により夏冬で実際には若干どの扉も動いていると言っても過言ではありません。 そのため反りにくい無垢を使うことも可能ですので、気になる方はぜひご相談ください。
洗面やキッチン、トイレの床にタイルは貼れますか?
はい、貼れます。 ただ、水回りにタイルを貼る場合、タイル表面は掃除しやすく衛生的ですが、タイルの目地は汚れやすく、掃除をしないとカビが発生する原因にもなるので定期的な掃除が必要です。このように管理や利用上において気をつけたい点がいくつかありますので、ご希望の場合は担当者にご相談ください。
無垢材の手入れ、メンテナンスについて教えてください。
浸透型の無垢床におけるメンテナンス 浸透型塗料の場合、時間が経つにつれて油分が失われていきます。そのため定期的に再塗装が必要ですが、木材が吸収できる塗料の量には限界があります。よって、半年〜1年に1回程度、気になる部分だけ再塗装すれば問題ありません。 汚れがひどい箇所は、塗料メーカーが販売しているクリーナーワックスを、乾いた布で広げて掃除しましょう。表面にささくれや傷ができてしまった場合も、サンドペーパーで削ってしまえばOKです。 造膜型の無垢床におけるメンテナンス 造膜型塗料は、寿命が20〜30年程度と長いため、定期的なメンテナンスはほとんど必要ありません。日頃からこまめな掃除を心がけていれば、複合フローリングよりもメンテナンスは楽と言えるでしょう。 表面の光沢を維持したい場合には、年に1回程度、無垢床専用ワックスをかけてもOK。一方で、深い傷がついてしまうと素人レベルでは修復できません。補修は職人に依頼する必要がある点は要注意です。
無垢材と新建材はどう違うの?
無垢と新建材の違いについてですが、無垢はその名の通り全てが天然の木で作られております。 新建材の場合は合板の上に様々なデザインが施されたシート状のものが貼られた加工品です。 特性としては無垢の場合、施工後も動いてしまう可能性がゼロにならないということがありますが、傷がついても基材が木ですので気にならないというお施主様が多かったりします。新建材の場合、デザインの幅が大きく取りやすい点、物としての安定性が高く安心と言う部分が優れております反面、何かで傷を付けてしまいますと合板部分が露出してしまうという部分が大きな違いと言えると思います。またコストも結構異なりますので拘りや予算配分の中で相談させて頂くのが良いかと思います。
漆喰は何で出来ているのですか?
原料は石灰で出来ています。 グラウンドなどに線を引くための白い粉と同じ成分です。 その石灰にワラ・スサ・海藻からとった糊(のり)などを混ぜたものが漆喰になります。
珪藻土は何でできているのですか?
珪藻土は、珪藻という植物性プランクトンの化石を主原料にした塗り壁です。珪藻には、目に見えない沢山の細かい穴が開いています。その珪藻の穴は、水蒸気との相性が良く調湿性能に優れています。また、水蒸気と共にホルムアルデビドなど水溶性の化学物質を吸着分解する効果があります。 しかし、地中から掘り起こしただけの珪藻土は、単なる「土」なので、不純物が混じり、目詰まりしているため、塗り壁の材料として利用するためには、1,000度ほどの高温で焼成する必要があります。
無垢フローリングを使用するときに注意すべき点を教えて下さい
ホットカーペット等を置きますと、木が痩せて隙間が空いたり、木が反ったり表面が割れたりする恐れがありますのでなるべく避けてください。 キャスター・重量物・机・椅子などにはそれぞれ、カーペット、敷板、ゴムキャップなどをしてフローロング表面を保護してください。 無垢フローリングでの注意点は樹種による表面強度の違いや仕上げの塗装材の違いによる取り扱い上の注意点が若干異なります。